能美道場

稽古レポート

9/13稽古(江田島市スポーツセンター)

足を派手にムカデに噛まれた。初期対応は温安法。お湯で足を温める。六十度という噂もあるが、それはさすがに熱いので、お湯で対応した。その経過は慣れすぎていて、腫れも痛みも想定内だ。足がなくなるわけではない。感染に注意して然るべき対応をしていれば...
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9/6稽古(江田島市スポーツセンター)

例年より暑いかもしれない。が、例年より秋を感じるのは私だけだろうか。朝晩の空気は昼の熱気を一旦取り去り、同じ暑いといえ、その暑さに少しのかげりを感じる。草木は少しずつ冬への準備を始め、果物はこぞって実をつけ始めている。秋が好きだ。だから寂し...
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8/30稽古(江田島市スポーツセンター)

光が影によって存在するように、生は死によって存在する。死なないように生きることは、生ではない。死にゆく過程を生というんだ。老いも死への過程であり、老いそのものが生そのものとも言える。物体は安定しているが生きてはいない。生物は不安定であり、絶...
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8/23稽古(江田島市スポーツセンター)

こうであらねばならないということが、この世の中にはある。生存権は守られるべきだし、武力による現状の変更は阻止しなければならない。差別は無くされるべきだし、人々は皆幸せを享受する権利を有するべきだ。しかし、現実はそうではない。そうではないこと...
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8/9稽古(江田島市スポーツセンター)

私は左翼かもしれない。政治的信条は特段左翼とか右翼とかないと自覚しているが、なにぶん平和ボケした戦後60年くらいに社会にでる世代で、世間はゆとりに動いたり、競争主義に動いたりと右往左往し、就職氷河期世代とも呼ばれ、なにか守られているような、...
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2025/8/2稽古(江田島市スポーツセンター)

イワシが豊漁と聞いた。日本近海の海水温の下降により銚子港のイワシの漁獲量が去年の13倍と言うことだ。嬉しい限りだ。なのになぜだか、素直に喜べない。なぜだろう。人の周りには良い事象と悪い事象とそれぞれ等しくあるのだと思う。それを素直に喜べるか...
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7/26稽古(江田島市スポーツセンター)

いつも二つの解決策がある。問題点は問題だと思うなら、次は回避できるように行動することと、同時に今起きている事象は楽しむという解決策だ。いま起きていることは避けられない、もう起きているから。それはもうそれとして楽しむしかない。しかし、その事象...
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7/12稽古(江田島市スポーツセンター)

悟りとはなんだろうか。いや、これは別に悟りたいとかではなく、よく言う悟りという境地に行かれる人がおられるなら知ってみたいと少し思うだけで、自分がそうなれるなんて思っていない。でも、少し想像するなら、それはきっと、世の中のいろんなことを真の意...
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7/5稽古(江田島市スポーツセンター)

自分の成長に焦点を中てる。そうすることで困難や失敗は全て糧となる。本田圭佑さんが言っていた。世界で活躍しているサッカー選手が私の子供の頃に比べると遥かに多くなった。サッカー界はこの三十年で飛躍的に成長している。経済的に停滞したとされるこの三...
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6/28稽古(江田島市スポーツセンター)

多田師範の本を読んでいたら、中村天風先生についての記述が出てきて少し調べてみた。心と体の関わりについて独自の理論を築き、各界の著名人に影響を与えた人物である。彼の教えは天風会という財団に引き継がれ、現在もその教えを広げているとのことである。...